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2014年 11月 28日
操り人形用両手 Marionette Mechanical both hands

操り人形用の手の部分です。


人形関節師の川村さんがFBでシェアしていた動画を参考に試行錯誤して制作しました。

その動画はFBでは観れない方も多いので別のサイトを貼ります。
MÉCANISMES DES MARIONNETTES - PUPPET MECHANISMS...
*ここのサイトの動画は、エキサイトブログに貼れないので、リンク先でご覧下さい。


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指先の制作。素材は自転車用虫ゴムに、骨代わりのナイロン線を仕込んで行く。
指先のナイロン線は、後でラインを結ぶので、引っかかりが出来るようにキノコ形に加工

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骨を仕込んだ虫ゴムをラバーラテックスにに浸して指の原型を制作。
この時点で差異が出てくるので、少し多めに制作してます。
(3体分で30本の指が必要ですが、予備で40本ぐらい制作しました。)

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今回はあまり精度はいらないので粘土の型を簡単に作り、
そこにセットしてラバーラテックスを重ね塗りして固定して行く。
今回の制作で、ラバーラテックスに油絵の具等で使うターペンタイン(揮発性油)を混ぜると
液状のラバーラテックスが粘土状になり、形を整えられる事を発見!!
混ぜる量やタイミングに寄りますが、早めに混ぜて素早く形を整える必要があります。
オイルを混ぜているので、べたつかないので良いのですが、硬化時間が極端に長くなります・・・。

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このあたりは液状のラバーラテックスを使い、手のひらの表情を付けて行きます。
手のひらの真ん中には、後でラインを通すための穴を確保しておきます。

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100均で買ったネームタグから外したキーリングに、
虫ゴムとプラパーツを通して操作部のリングを制作してます。

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組み立て途中。ここでラインの張りのバランスを整えていきます。

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操作部と手の部分。
親指で手首と親指を操作し、人差し指で人差し指を、中指で他の3本の指を操作しています。

指先のラインは手のひらの中心を通っているので、モノを掴む時は干渉して上手く出来ませんが、
対象物をラインの内側を通すようにすると、掴む事ができます。


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3セット制作しました。
今回の制作で、いろいろ問題点が解りました。
次回作る時は、改善していきたいです。
















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by KMT88 | 2014-11-28 06:58 | その他 | Comments(0)
2014年 11月 11日
操り人形機械頭部 Marionette Mechanical head


操り人形用の頭部メカニカルです。
親指で両目の上下左右の制御をします。
人差し指で口を動かします。
(目玉は仮のモノを付けております。)



操作棒は撮影に応じて、映り込まないよう
首の付け根で角度を変える事ができます。
そのさいにラインが揺る事がありますが、
操作棒の長さを調節する事でベストな状態を維持出来ます。

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粘土の原型を元に図面引。
この時点で3度大きく見直しました・・・。

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図面での可動の検証を終え、各部材の長さを割り出した表を作り、切出して行く。

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目の部分のパーツ。
3種類のアルミパイプをカットし、X、Y軸に穴を開けて行きます。

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その他のパーツ。三体分なので量が多いです。
赤い歯車やネジ類は以前「駿河屋」で大量買いしたミニ四駆のパーツです。
白いパーツはタミヤの5mmのプラボウ。最初は真鍮で制作を考えていたのですが
コストと軽量化を考えプラ材にしました。

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目と操作ボタン部分の組み立て。今回の作業で一番精度が必要な所です。

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操作棒の部分。手元で操作ラインのテンションを調整できます。

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5mmのプラボウ。
同じ部材の切出しはマスキングテープで固定して加工して行きます。

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フライス盤で長さ調整した後に穴あけ加工。
今回の作業で、2番目ぐらいに精度が必要な工程です。
プラ材なので、後加工が容易です。
今回、ネジ穴が中心線より0.2mmほどズレたのですが、
穴に溶剤を流し込んで、溶かして位置修正しました。(力技)

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組み上がった3体の頭部。
この後、操作棒を繋げてラインを通して完成ですが、微調整が大変でした・・・。
ラインは釣り用の2号を使いましたが、2.5号以上でも良かったかも知れません。
また、ラインを結ぶ時にテンションを一杯に張る必要があるのですが、
普通に結ぶと、どうしても緩んでしまい、縦軸と横軸のバランス
結び目に太めの針を刺しておくと、ラインが針の摩擦で滑り、良い感じにテンションの調整ができました。


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完成したメカニカルを並べてみた。
一番右側の白いグリップのタイプは試作品で
他の3個が完成品になります。




















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by KMT88 | 2014-11-11 20:35 | その他 | Comments(0)