2014年 11月 11日
操り人形機械頭部 Marionette Mechanical head


操り人形用の頭部メカニカルです。
親指で両目の上下左右の制御をします。
人差し指で口を動かします。
(目玉は仮のモノを付けております。)



操作棒は撮影に応じて、映り込まないよう
首の付け根で角度を変える事ができます。
そのさいにラインが揺る事がありますが、
操作棒の長さを調節する事でベストな状態を維持出来ます。

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粘土の原型を元に図面引。
この時点で3度大きく見直しました・・・。

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図面での可動の検証を終え、各部材の長さを割り出した表を作り、切出して行く。

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目の部分のパーツ。
3種類のアルミパイプをカットし、X、Y軸に穴を開けて行きます。

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その他のパーツ。三体分なので量が多いです。
赤い歯車やネジ類は以前「駿河屋」で大量買いしたミニ四駆のパーツです。
白いパーツはタミヤの5mmのプラボウ。最初は真鍮で制作を考えていたのですが
コストと軽量化を考えプラ材にしました。

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目と操作ボタン部分の組み立て。今回の作業で一番精度が必要な所です。

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操作棒の部分。手元で操作ラインのテンションを調整できます。

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5mmのプラボウ。
同じ部材の切出しはマスキングテープで固定して加工して行きます。

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フライス盤で長さ調整した後に穴あけ加工。
今回の作業で、2番目ぐらいに精度が必要な工程です。
プラ材なので、後加工が容易です。
今回、ネジ穴が中心線より0.2mmほどズレたのですが、
穴に溶剤を流し込んで、溶かして位置修正しました。(力技)

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組み上がった3体の頭部。
この後、操作棒を繋げてラインを通して完成ですが、微調整が大変でした・・・。
ラインは釣り用の2号を使いましたが、2.5号以上でも良かったかも知れません。
また、ラインを結ぶ時にテンションを一杯に張る必要があるのですが、
普通に結ぶと、どうしても緩んでしまい、縦軸と横軸のバランス
結び目に太めの針を刺しておくと、ラインが針の摩擦で滑り、良い感じにテンションの調整ができました。


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完成したメカニカルを並べてみた。
一番右側の白いグリップのタイプは試作品で
他の3個が完成品になります。




















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by KMT88 | 2014-11-11 20:35 | その他 | Comments(0)


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