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2011年 11月 14日
映画のアナログ盤 PROJECT

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映画のアナログ盤 PROJECTに参加しました。

イラストなどが中心でしたが、自分は立体物で参加です。
製作期間は三日ぐらいしか無く急ピッチで進めました。

最初に制作するロボットの三面図を縮小しプリントアウト
それをプラ板にはり、切り出して行きます。(足部分)
映画のアナログ盤 PROJECT_e0042476_2393214.jpg

タミヤの1.5mmのプラ板を重ねて行きます。
映画のアナログ盤 PROJECT_e0042476_2393531.jpg

前回作ったモデルに比べてかなり小さめです。
映画のアナログ盤 PROJECT_e0042476_2394217.jpg

ライターと比べるとこんな感じで、ボディは2cmx2.5cmぐらいです。
映画のアナログ盤 PROJECT_e0042476_2394662.jpg

今回のゾエトロープは12コマなので、12体必要になります。
ですので、この原型を基に「おゆまる」で2体分の型を作り、複製していきます。

側面に書いたV字は、型のズレ防止対策です。
映画のアナログ盤 PROJECT_e0042476_2394927.jpg

流し込む素材はFRPを使い、タイヤキ方式で複製しています。

FRPはレジン等に比べて比較的手に入りやすく、扱いも簡単です。
レジンと同じく硬化剤を混ぜるのですが、比率は100:5〜10で気温により変化します。

覚え書きとして・・・
付属の硬化剤の計り方として自己流ですが、一滴0.134gとし、
主剤25gに対して10〜15滴程度。
主剤50gで20〜30滴程度。

タイヤキ方式の場合、FRPを流し込んだ後、硬化し始めた時にフタをすると上手く行きます。
(ゆるい状態の時にフタをすると、表面張力の影響で型の外に液剤が流れ出てしまう。)

硬化は4〜5分程度で急激に始まり、完全硬化には半日から一日かかります。
ですが、40〜60分である程度は加工が出来るようになります。
少し柔らかい時に、削りや曲げ加工などすると、完全硬化時より作業がしやすかったりしますが、べたべたして汚れてしまう事も・・・。

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硬化を促進するため、トースター等で焼くと早く固まります。
そのさい少し変色し、ヒケが起こりますが、時間最優先の場合は効果的です。

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一番右上がヒケが起こりヒョッとした感じになっています。

あと、FRPは硬化の際に体積と硬化剤の量に応じて熱を発します。
このボディのサイズ(2X2.5X1cm)でも発熱しました。
そのため、おゆまるで作った型が変形していき、2回ほど型を作り直しました。

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他の手や足、ゼンマイなどのパーツ。
12体分あります。

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塗装後のロボットの完成状態

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仮付けしたところ。

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最終的にラベルと箱を作り完成です!!

動いている動画がYouTubeにアップされてました!
撮影&編集は、主催者の真喜屋さんです。いろいろお世話になりました。
これからも宜しくお願い致します!!

















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by kmt88 | 2011-11-14 02:57 | その他


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